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蓄電池の環境メリット

光熱費を抑えられるといった経済的なメリットに目を向けられやすい蓄電池ですが、環境にやさしいというメリットも注目したいポイントです。このページでは、蓄電池の環境メリットについて解説します。

環境にやさしい電気の活用

九州電力などの電力会社が売っている電気は主に火力発電で作り出されており、作る過程でCO2などの温室効果ガスが発生します。また、発電所から各家庭に電気が送られてくる際、送配電線や変圧器の抵抗によって一部の電気エネルギーが失われる「送電ロス」といった問題も発生。日本の送電ロスは約3.4%程度と言われており、これは火力発電所7基分もの電力に相当(※)する数字です。

太陽光発電と蓄電池を併用した場合、太陽光発電でつくった余剰電力を蓄電池に貯めて自家消費できるため、電力会社から電気を買う必要はありません。結果的に火力発電をもとにした電気の使用量が減ることになるほか、送電ロスをなくして電気を最大限に活用できるため、環境負荷の低減につながります。

環境にやさしい電気の活用を実践するのに欠かせない蓄電池ですが、実際にどのくらい効果があるのか気になる人もいるでしょう。次に具体的な数値から蓄電池の環境メリットについて見ていきます。

数字で見る蓄電池の環境効果

以下の条件を例に、蓄電池の環境効果について見ていきましょう

蓄電池を1日1サイクル、年間365サイクル使用すると考えた場合、蓄電池でまかなえる年間の電力量は7.0kWh×70%×365サイクル=約1,800kWhです。この電力量に二酸化炭素基礎排出係数をかけると、削減可能な二酸化炭素の量を算出できます。

九州電力の2021年度の基礎系出係数0.305kg-CO2/kWhで計算すると、削減可能な年間の二酸化炭素量は1,800kWh×0.305kg-CO2/kWh=549kgです。蓄電池を10年使用した場合、5.49トンもの二酸化炭素を削減できることになります。

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