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災害時の蓄電池活用術 in 福岡

災害時こそ輝く蓄電池

停電や断水、店舗の閉鎖などに備えて、最低でも3日分の食料と飲料水、便袋などの簡易トイレ、懐中電灯、携帯ラジオ、モバイルバッテリーなどを家庭内に備蓄しておきましょう。また、常備薬や粉ミルク、紙おむつなども必要です。このような食料品や生活必需品は普段から少し多めに購入しておいて、使用した分を随時買い足しておくことで、消費期限を気にすることなく、必要な数量を常に手元に確保できます。これをローリングストック法といいます。災害発生後の数日間は、水道や電気、ガスなどのライフラインをはじめ、水や食料等の供給が途絶えることが予想されますので、福岡市では最低3日分の備蓄を推奨しています。新型コロナウイルス感染症の対策として、マスクや体温計なども準備しておく必要があります。

3日間必要となる消費電力

一人暮らしの場合は、平均で1日あたり6.1kWhの電力を消費します。人数が増えればそれだけ消費する電力量も増えますので、2人世帯の場合は1人世帯より約1.7倍多く消費し、3人なら1人世帯の約2倍、5人なら約2.4倍と増えて行きます。3日間に換算するとそれぞれ、一人暮らしの場合は18.3kWh、2人世帯の場合は31.11 kWh、3人世帯の場合は36.6 kWh、5人世帯の場合は43.92kWhです。

蓄電池を災害時に使用することを想定するなら、容量4kWh以上の機種を選ぶといいでしょう。停電時の1日の消費電力が約4kWhといわれていますので、容量4kWh以上の蓄電池なら、少なくとも1日分の電力を確保できます。3日間となると、単純計算でその3倍の容量が必要になります。

福岡で警戒すべき災害とは

台風による停電

台風や大雨の際は、停電が発生する可能性があります。台風の強風で飛ばされた物によって電線が損傷したり、大雨で生じた土砂崩れで、電柱や電線が損傷したりすることなどが原因です。2020年の台風10号の際は、配電・電線・送電が破損しましたが、迅速な巡視によって被害状況を早期に把握できたため、復旧の見込みを速やかに発信できました。

地震による停電

地震が発生すると、地面の液状化や家屋倒壊などの影響で、電柱や電線、地中に埋設しているケーブルが損傷し、停電が発生します。平成17年の福岡県西方沖を震源とする地震では、土砂災害ではがけ崩れが22件発生し、福岡県が福岡市に災害救助法を適用しました。これに基づき、福岡県は仮設住宅を230戸建設し、復旧に努めました。

洪水・内水による停電

洪水は、河川の水位が上昇することによって堤防が決壊したり、川の水が堤防を越えたりすることにより発生します。内水氾濫は、下水道などの排水能力を超えるほどの降雨によってり、雨を河川などに放流できない場合に発生します。

ゲリラ豪雨による停電

ゲリラ豪雨などの記録的大雨で川の氾濫や土砂崩れが相次ぎ、停電が発生します。

停電したら通電火災を防ごう

台風が接近する場合には停電の発生が心配されますが、停電から復旧した際には通電火災の危険があります。通電火災とは、台風や地震などによる停電後、電気が復旧した時に起きる火災のこと。停電中は電気機器のスイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いておきましょう。そして再通電時には、漏水などによって電気機器等が破損していないか、安全を十分に確認してから使用してください。

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