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こちらでは、蓄電池と太陽光発電を組み合わせることで、どのようなメリットがあるのかを、詳しく掘り下げてご紹介していきたいと思います。
とりわけ、これまでご自宅に太陽光発電システムを設置し、発生させた電気を電力会社に売却してきたという方で、設置からもうすぐ10年になるという場合には、ぜひとも以下にご紹介する情報を知っておいてください。
太陽光発電とは、簡単に言えばご自宅の屋根などにソーラーパネルを設置し、電気を発生させるというもの。発電のためにCO2を発生させないクリーンエネルギーのひとつです。2009年から2014年頃にかけて、国や自治体などが補助金を設定するなど、ブームになったことは記憶に新しいですね。
そんな太陽光発電で発生させた電気は、これまでは電力会社に売却するという方式が一般的でした。FIT制度(固定価格買取制度)という、太陽光発電で発生させた電力を、一定期間高値で買い取ってもらえるしくみがあったからです。
しかし、このFITは太陽光パネル設置から10年までという期限付き。それ以降は買取価格が大きく下がってしまいます。そこで注目されているのが、蓄電池との組み合わせに他なりません。
上記の通り、設置後10年経過した太陽光発電は、それ以前に比べ電力買取価格が大きく下がってしまいます。そこで発想の転換として、これまで売っていた電気は蓄電池に貯め、ご自宅に必要な電力として使用。その結果、電力会社からの電力消費量が減り、電気代の節約になるという考え方が増えてきているのです。
これまでは昼間に太陽光発電で派生させた電気を電力会社に売り、その売却益と夜間などの電気使用量の差額で電気代を節約というやり方でした。これからは昼間に発電した電気を蓄電池に貯め、その分を夜間などに有効活用することで、電力会社からの電力使用量を減らすというやり方にスイッチできるのです。まさにこの点こそが、蓄電池と太陽光発電システムを組み合わせる最大のメリットと言ってよいでしょう。
以上の通り、蓄電池というものは単体で運用するよりも、太陽光発電と組み合わせて利用する方が、より大きなメリットがもたらされるものです。それゆえ、はじめて蓄電池を導入するという場合には、太陽光発電に関するノウハウや歴史がある業者がおすすめ。蓄電池に関しても、質の高いサービスやアドバイスが期待できます。
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