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太陽光発電と別の発電方法を同時に運用するのが「ダブル発電」です。組み合わせとしては、「太陽光発電とエネファームなど別の発電システムを同時運用する」「太陽光発電と蓄電システムを併用する」の2パターンがあります。併用がなく、太陽光発電のみ利用するケースは「シングル発電」です。
太陽光発電と蓄電池を併用した場合、発電した電力を一旦蓄電します。たとえば、単価が安い夜間電力を蓄電して、日中の自家消費に充てるという利用方法も蓄電池があれば可能。このように賢く電気を使うことで、太陽光発電の余剰電力が生まれます。押し上げ効果です。このように売電できる電力量が増えるので、ダブル発電を活用すると、売電による収入を増やせます。
卒FITすると買取義務がなくなるため、基本的に自家消費が中心となるでしょう。FIT期間中は、余剰電力を作るとお得です。
ダブル発電を利用しなくても、節電して余剰電力を増やすことは可能です。太陽光発電で作った電力のすべてを消費せず、余剰電力を作るよう意識すれば、売電収入を増やせます。生活の中で無駄に使っている電力がないかチェックしてみましょう。
FIT制度終了後は、自家消費だけで使用するか、買取業者と個別契約をして売電するかを選択することになります。売電する場合は、FIT期間中のように定められた額がありません。業者との契約で売電単価が決まります。業者に売電したいなら、できるだけ買取価格が高い業者に売電しましょう。
以下では、長崎で電気買い取りを行っている業者を紹介します。ぜひ参考にしてください。
卒FITを迎えた太陽光発電は、発電した電気を売電した場合の価格保証がありません。そこで、売電したい場合に大切なのは、高水準の買い取り条件で長期的に安定した収入になる買取サービスの利用です。中には、利用条件付きで買取単価が非常に高いサービスも。ハウスメーカーがオーナー向けに提供している買取サービスも多いです。ここでは、11円以上に限定して、買取単価が高い順番で、長崎で利用できる太陽光余剰買取サービスを紹介します。
30件を超えるメガソーラー発電所の設計や運営管理をしている会社です。マンション、オフィスビル、ホテルで電力供給を拡大しています。高額買取サービスは、ニューガイアブランドのマンション入居者向けです。
基本料金が0円のシステムです。電力使用量が多い人ほどお得なサービス。余った電気と供給した電気を相殺して、実質Looopでんきの従量料金単価相当で買い取るサービスです。
九州エリアを対象に、電気買い取りサービスを提供している会社です。蓄電池のリース契約者を対象に余剰電力の高単価買取をしています。
住宅メーカーセキスイハイムのグループ会社です。セキスイハイムの居住者やセキスイハイム、セキスイファミエスで蓄電池を設置している方を対象に買取サービスを提供しています。
住宅メーカー旭化成ホームズが運営しているヘーベル電気。ヘーベル電気と電力買取サービスを契約すると、パワーコンディショナの補償が5年間無償延長される特典付きです。
住宅メーカーの大和ハウス工業が取り扱う「ダイワハウスでんき」。ダイワハウスオーナー向けの買取サービスがあります。大和ハウスグループで2019年11月以降に「ポータブルなしの設置型のみ。太陽光発電と連携する蓄電池」の購入および設置工事をしたオーナーなら、2年目からは11.5円/kWhですが、1年目は22円/kWhで買い取りしてもらえます。
買取った電力を積水ハウスの事業所や工場、展示場で活用し「RE100」達成を目指しているハウスメーカーです。
四国、東京、関西、中国、九州、東北電力エリアで利用できる電力会社。複数のプランを用意しています。全国で利用できるのがスタンダード+プラン。ただし、オール電化住宅には適していません。オール電化の場合は、買取価格10円のスタンダードプランを検討するといいでしょう。
木の家づくりを追求している住友林業。住友林業で建てた家に住んでいる方を中心に、全国で買い取りサービスを展開しています。
高性能住宅にこだわったハウスメーカーです。一条工務店の家のオーナーを対象に電気の買取サービスをしています。
九州にある蓄電池設置業者の中から、余計な中間マージンが発生せずアフターメンテナンスなども迅速な「自社施工」で、且つ太陽光発電に関することならなんでも知っている「太陽光発電専門」の業者を、創業年数の長い順に3社紹介します。(2021年2月時点)