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産業用蓄電池と家庭用蓄電池の違い

東日本大震災をきっかけとして、必要性が高まっている蓄電池。一般家庭だけではなく、病院や工場といった施設でも導入が進められています。ここでは、蓄電池の産業用と家庭用の違いについて解説します。用途やメリット・デメリットなども紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

蓄電池の種類と違い

蓄電池は「産業用」と「家庭用」に分けられます。つまり一般家庭で蓄電池を導入する場合には家庭用を選び、公共施設や商業施設などでは産業用の蓄電池を選ぶ必要があります。

産業用と家庭用は何が違うかというと、「容量」「種類」が異なります。また、「設置するときの注意点」にも違いがあります。一般住宅に比べて商業施設などでは多くの電力を使っているため、停電時に役立つ蓄電池の必要容量は当然アップします。容量がアップすると蓄電ユニットのサイズも大きくなるため、家庭用蓄電池がコンパクトであるのに対し産業用蓄電池は相応の設置スペースが必要になります。

産業用蓄電池

産業用蓄電池は公共施設やオフィスビル、コンビニ、商業施設などで活用されています。容量は施設規模にもよるものの、15kwh以上は必要。工場では500kwh以上の蓄電池を導入するケースもあります。

また、産業用蓄電池にはリチウムイオンのほかNAS電池も用いられます。NAS電池には低価格で耐久性に優れているというメリットがあり、大容量を必要とする施設にはメリットが大きいのです。

ただ、産業用蓄電池の設置には十分なスペースが求められ、排熱のための通気経路や設備が必要です。

向いている用途

家庭用蓄電池

家庭用蓄電池は一般住宅への導入向けにつくられています。容量は~7kwh程度であり、用途や目的に合った容量を選ぶことが可能。

ほとんどの蓄電池がリチウムイオン蓄電池を採用しており、長寿命タイプも多数登場しています。設置に必要なスペースは容量にもよるものの、室内に設置できるコンパクトタイプもあります。

向いている用途

比較した場合のメリット・デメリット

産業用と家庭用を比較した場合、家庭用蓄電池には「設置スペースがコンパクト」「価格が低め」「導入しやすい」などのメリットがあります。家庭用蓄電池はそれほど大きな容量を必要としませんから、コンパクトタイプを室内に設置することもできます。また、長寿命化された製品も多いため、長く運用することができます。

一方、産業用蓄電池は「容量が大きい」ことが最大のメリット。大容量を必要とする施設やビルでは、産業用でなければ十分な電力を賄えません。ただし「十分な設置スペースが必要」であるほか、「価格が高い」「メンテナンスが重要」などのデメリットももっています。

国内メーカーと海外メーカーでも違う?

国内メーカーと海外メーカーでは、価格と実績に違いがあります。価格面でいえば、国内メーカーよりも海外メーカーの方が安いのが特徴。同じ容量の蓄電池を比較すると、国内メーカーの方が高く感じるでしょう。

しかし、実績の点でみれば国内メーカーの方が優れています。国内メーカーはこれまでに太陽光発電システムの販売実績を積んでおり、日本の気候についても熟知しています。さらに国内メーカーでは保証を手厚しているメーカーが多く、長く安心して使用できるのもメリットです。

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