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このページでは、蓄電池の保証について説明します。一般的なメーカーの保証期間についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
蓄電池は導入後長く使用するものです。そのため、使用中に修理やメンテナンスが必要になることもあるでしょう。
そこで重要となるのがメーカーによる保証です。一般的な蓄電池には10年の保証がついていることがほとんど。蓄電池の寿命は10年~15年ほどといわれていますから、寿命までの最低期間は保証が効くと考えられます。
ただ、保証期間はメーカーや製品によって異なり、15年の保証がついていることもあります。また、保証の内容もメーカーや製品によってさまざまであるうえ、保証期間だけではなく内容も確認しておくことが大切です。
以下に、一般的な蓄電池メーカーの補償と期間を紹介します。
※2022年5月時点で確認できた情報をもとに紹介しています。
パナソニックの蓄電池ユニットには10年間の無償保証がついており、製品に不具合が発見された場合や蓄電容量が規定を下回った場合に無料で修理してくれます。また、有償で保証期間を5年間延長する15年保証も申請可能。
なお、機器瑕疵保証や蓄電池容量保証は別途申し込みが必要です。
京セラの蓄電池には15年間の機器保証と容量保証がついています。また、10年間の自然災害保証も無償で提供。容量保証ではサイクル制限なし、劣化状態50%以上を保証。ただし寒冷地対象エリアにおいては10年保証となっています。
引き渡し日から10年間の無料保証がついています。有償の15年保証を選ぶことも可能。保証内容については販売店に直接問い合わせることをおすすめします。なお、保証への加入は引き渡し日から1ヵ月以内であるうえ、途中加入は不可のため注意しましょう。
また、シャープでは蓄電池システムの稼働状況や異常発生をスマートフォンに通知する見守りサービスも提供しています。
NECの蓄電池ははじめから15年の保証がついているのが特徴。また、蓄電システムの稼働状況を24時間365日監視する見守りサービスも提供しています。
なお、保証内容についてはメーカーや販売店に直接問い合わせることをおすすめします。
ニチコンの蓄電池は屋外設置でも15年保証が可能。充電可能容量50%以上を保証してくれるため、長期にわたって使用できます。また、インターネット経由で蓄電システムの稼働状況を見守るサポートも提供しています。
蓄電池の保証内容はメーカーや製品によってさまざまです。蓄電池の寿命と同程度の10~15年の保証がつきますが、内容や条件が異なるため注意しましょう。
たとえばメーカーによっては「太陽光システムとの連携によって蓄電池が故障した場合は機器保証の対象外」としている場合も。また、自然災害による故障を保証していないケースもあります。
そのため、蓄電池を導入する際は保証期間や保証内容に注意し、しっかりと確認しておきましょう。
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